世界標準の検査工場を、AIで創る。
研究・協創 事業
物理を理解するAIで、研究開発のスピードを変える
私たちは、検査AIを起点に
物理法則を理解し、実世界とつながる「Physical AI」の研究・開発を進めています。
それは単なる将来構想ではありません。
大学・研究機関との産学連携を通じて、
すでに特許出願・学会発表という形で成果を生み出してきました。
研究者の知と、現場の実装力をつなぐ。
そのための 研究共創 を、私たちは本気で進めています。

なぜ今、研究共創なのか
Why Co-Creation in Research?
実験と開発に「時間」がかかりすぎている現場
材料・プロセス・デバイス研究の現場では、
次のような課題が慢性化しています。

- 実験・試作の繰り返しによるリードタイムの長期化
- 暗黙知や経験に依存した属人的な設計・検査
- 工程ごとに分断されたデータにより、学習が次工程に活かされないプロセス
これは個人や現場の努力の問題ではなく、
研究プロセスそのものが「学習できない構造」になっていることが本質です。
この構造を変えるには、
単なる自動化やDXでは不十分です。
私たちのアプローチ:Physical AI
Approach
物理 × AI × 実装
私たちは、画像をそのまま学習させるブラックボックスAIではなく、
物理的意味を持つ特徴を理解し、扱えるAIを重視しています。
- 物理法則・構造を理解する Physics-informed AI
- センサや装置と統合された Embodied AI
- 検査AI・解析AIとしての 実装力

検査AIで培った現場実装の知見を土台に、研究と実装を往復できる Physical AI を、研究共創によって拡張しています。
研究共創による実績
Achievements
産学連携で、成果につながる研究を
私たちは、大学との研究共創を通じて、
- 特許出願
- 国際学会での発表
といった、第三者評価に耐える研究成果を継続的に創出しています。
例として、AI-HRTEM画像解析に関する研究では、
- AI基盤:岐阜大学との協創
- AI応用:大阪公立大学との協創
という体制のもと、物理理解に基づく新しい解析手法を確立しました。

研究を論文で終わらせず、技術として社会に接続する。
それが私たちの研究共創のスタンスです。
技術ハイライト
highlight
高分解能透過型電子顕微鏡(HRTEM)の解析AI
― 5日 → 1分 ―
従来、HRTEM画像の結晶構造解析には、
- 高度な専門知識
- 多大な手作業
- 数日単位の時間
が必要でした。
私たちは、物理特徴抽出 × 生成AI により、
- 結晶相・方位の自動識別
- 解析時間を 5日から1分へ短縮
- 再現性とスケーラビリティの大幅向上
を実現しました。

この手法は、全固体電池をはじめとする
機能性材料全般に汎用的に展開可能です。
なぜそれが可能なのか
Why Is This Possible?
物理の目で“見る”AI

この解析AIの核にあるのは、
逆空間(フーリエ変換)による物理的特徴抽出です。
- 光の強度 → 結晶性
- 中心からの距離 → 結晶面間隔
- 角度 → 結晶方位
人の目で画像を眺めるのではなく、物理の目で構造を捉える。
物理的に意味のある特徴をAIに与えることで、
- 解釈可能
- ノイズに強い
- 分野を超えて応用できる
AIを実現しています。
研究共創で、何を一緒にやれるのか
Collaboration Themes
共創テーマ例
- 材料・デバイス研究における 解析AI
- 実験・検査プロセスの 高速化・自動化
- 物理モデルとAIを融合した 新しい研究手法の構築
- センサ・装置と連携した Embodied AI
テーマは限定しません。
「時間がかかっている」「人に依存している」研究プロセスこそ、
共創の対象です。
共創の進め方
How We Collaborate
研究者の方へ
- 新しい解析手法を一緒に作りたい
- 研究成果を社会実装につなげたい
- AIを“道具”として使いこなしたい
企業の方へ
- 研究開発のスピードを上げたい
- 属人化した検査・解析を変えたい
- 物理に基づくAIを導入したい
研究テーマの検討段階から、お気軽にご相談ください。
研究と実装の両輪で、共創を進めます。
